結果と責任
オープンしてから毎日更新していたこのブログですが、つい1週間ほどお休みを頂いてしまいました。
悔しいので、後で過去に遡って更新しようかと思います(笑)。
さて、昨日の夜になりますが、衝撃なニュースが飛び込んできました。
たった5年前までJ2を戦っていた川崎フロンターレをJリーグ屈指の強豪クラブに育て上げた関塚監督が、「1年間を振り返ってみて、タイトルが取れなかった」ことを理由に辞任するというのです。
正確にいうと、来季の契約を更新しないということですが、本当に驚きです。
僕は大宮アルディージャのオフィシャルサイトをやっていた頃からフロンターレをライバルとし、「絶対に負けたくない」という気持ちがありました。2004年、共にJ2を戦い抜き、ついにJ1へ昇格したわけですが、あれから5年。両クラブの差は拡がるばかりです。
現在では鹿島アントラーズのメディアチームとして活動し、今シーズンはリーグ3連覇という偉業を間近に経験できましたが、フロンターレはアントラーズにとってもライバル。オリヴェイラ監督も絶賛するほどの好敵手です。
たった5年前、J2のクラブだったフロンターレを独走の優勝に導き、そしてJ1に引き上げたのはまさしく関塚監督の功績です。そしてそのクラブをJのタイトルのみならず、アジアのタイトルを狙えるまでに成長させたのも関塚監督の手腕です。
リーグ2位。ナビスコ杯準優勝。何も負い目を感じることのない立派な成績です。しかし、昨シーズンも2位で終わった関塚監督にとっては受け入れがたい現実だったのでしょう。
個人的には関塚監督に来季もフロンターレのベンチにいて欲しかったと思います。やはりライバルは強くあって欲しいですから。しかし、監督の決断もまた、男の美学を感じます。愚直なまでの潔さです。
一方、たった5年前、そのフロンターレでJ2で鎬を削っていた大宮は「迷走」と呼ぶ他ない状態になっています。
2006シーズンに三浦監督が去ってから、コロコロと変わる監督。そしてクラブの方針も定まっていません。
今季も残留争いに飲み込まれたと思えば、オフに入り「不思議」としか言いようのない人事を繰り返しています。
J2時代からクラブを支えてきた渋谷コーチと白井GKコーチがあっさりと「クビ」になりました。チーム低迷の責任を取ったと言うのなら分かりますが、ボスは来季もベンチに座っているようです。
「優勝できずに2位に終わった」関塚監督はその責任を取り、クラブから去ります。一方、「(目標としていた)ACL出場権はおろか、最後の最後まで残留争いに甘んじた」張監督は来季も2011年でのリーグ制覇を目指して指揮を執るそうです。ただし、張監督が来る10数年も前からクラブのために働いてきたコーチ陣を切るおまけつきで。
何か大きな矛盾を感じるのは、僕だけでしょうか?
