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スポーツとファンド

先日、日経に気になる記事を発見しました。

東京ヴェルディ再生、ファンのアシストを! 投資会社がファンド

これはインディーズのアーティストなどに対するファンドを運営するミュージックセキュリティーズとの共同企画で、東京ヴェルディの来シーズン運営費(10億円を想定)の5%をファン・サポーターからの出資で賄おうというものです。

話自体は非常に興味深いのですが、これは現在ヴェルディが行っている募金とどう違ってくるのでしょうか?

「東京ヴェルディ緑募金」開始のお知らせ(10/23)

恐らくファンドで募って資金は選手育成などに充当し、その選手が移籍した段階で出る利益を配分するような形を想定しているのでしょうが、現実的には上記の緑募金とあまり変わらないような気がします。

元々、選手絡みのファンドというのはヨーロッパやブラジルでよく見られるものであって、フェネルバッチェがアルゼンチン代表だったオルテガを獲得した時はイスタンブールの投資家たちが組んだファンドが移籍金から年俸から全て出していますし、現在フェイエノールトでもこういう類のファンドを運用しています。

しかし移籍がビッグビジネスに結びつくことが少ない(或いはまだそこまでマーケットが成熟していない)日本では、かなり難しいことだと思います。また総運営費の5%などという曖昧な数字でお金を集め、どこに線引きを持って行くのかも謎です。

色々な動きを見せる東京ヴェルディの新経営陣ですが、先ずは現在のクラブの状況をしっかりと開示することが一番大事だと思います。

来季、お金は集めたものの…ということにならないことを切に願います。