監督と名声
遠く南アフリカの地で、岡田監督が大恥をかいた事件です。
たった3ヵ月前に対戦したオランダのファンマルウェイク監督が岡田監督を日本代表の監督だと気づかなかったとのこと。
あっちの人間は、東洋人の区別がなかなかつきませんからね。
…と言って済む話じゃないですね。この存在感の無さは致命的かも知れません。
その点だけで言うと、やはりジーコという監督は偉大でした。何せ、世界中のスタープレーヤーがこぞって挨拶に来るのですから。そんな人を監督にしていた日本は幸せだったと思います。
一度、フェイエノールトにジーコが視察に来た時もスタッフ、選手一同、大騒ぎしていました。普段は絶対にサインなどをせがまない広報スタッフまで、「すいません…」と言い出す始末。さすがは世界のスーパースターでした。
世界でベスト4に入るためには、先ずそのあたりもしっかりしないと。少なくともブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イングランド、スペイン、オランダ、ポルトガル、フランスあたりの監督は世界でも知られていると思いますよ。
しかし、「ベスト4」を本当に目指しているんでしょうか。日本と同組の「強豪」オランダでさえ、クライフに言わせると「3位が関の山」だそうです。
Cruijff: ‘Derde plaats op WK hoogst haalbare’
「デンマーク、カメルーン、日本と一緒のグループリーグは問題なく通過するだろう。しかし、その先となると現在のFIFAランキングで自分たちより上位のブラジル、スペインと対戦しなければならなくなる。実力はこの2ヵ国の方が上だから3位以上を狙うのは本当に困難だ」
だったら、日本はどうなるんでしょうかね。クライフは、「目標は手に届くものにしないと意味がない」とも言っています。
こんな時、史上初の3連覇を果たした我々のオリヴェイラ監督だったら、どんな目標設定をするのでしょうか。
浦和戦後のコメントでも、「らしさ」が十分発揮されていましたが。
【J1:第34節 浦和 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント
「小笠原選手が2010年W杯南アフリカ大会をテレビ観戦することはさせてはいけない」
ベスト4とは言わないまでも、少しでもまともな戦いをするために岡田監督がJリーグMVPの小笠原選手を呼んでくれることを切に願います。
きっと、彼なら一度戦った相手から忘れ去られることはないと思いますよ。
